.NETとASP.NET Coreの実行環境をUbuntu上に構築する手順をまとめました。
Microsoftのサイトで紹介されている「スクリプトでのインストール」から必要な手順を抜粋しています。
「sudo apt-get install」を使った方法だと、「Unable to locate package(パッケージが見つかりません)」のエラーが発生したため、「スクリプトでのインストール」を採用しました。
.NETとASP.NET Coreのインストール
「NET 8.0」と「ASP.NET Core 8.0」を「Ubuntu 22.04 LTS」にインストールします。
wget https://dot.net/v1/dotnet-install.sh -O dotnet-install.sh
chmod +x ./dotnet-install.sh
./dotnet-install.sh --channel 8.0 --runtime dotnet
./dotnet-install.sh --channel 8.0 --runtime aspnetcore
環境変数の設定
どの場所からもコマンドを実行できるように、環境変数を設定します。
また、OS再起動で、環境変数がリセットされないようにします。
Homeフォルダー(~/)にある.bashrcファイル(隠しファイル)を開き、以下の行を追記します。
export DOTNET_ROOT=$HOME/.dotnet
export PATH=$PATH:$DOTNET_ROOT:$DOTNET_ROOT/tools
環境変数を反映させるために、以下のコマンドを実行します。
source ~/.bashrc
インストールの確認
コマンドを実行して、インストールの確認をします。
インストール済みのランタイムなどの情報が表示されます。
dotnet --info
まとめ
Ubuntuに.NETとASP.NET Coreをインストールし、環境変数の設定を行いました。
Linux環境でも、.NETのアプリケーションを実行できるようになりました。
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